大学数学系ブログは収益が少ないので多分稼げない

数学が好きで、大学で学んだ内容をブログに書きたいと思う人は多いかもしれません。
しかし、残念ながら「広告収入だけで稼ぐ」のはほぼ無理です。
多分、サーバー代とかドメイン代で赤字になります。

広告収入がどれくらいか

Google Adsenseの広告収入に関してですが、私のサイトの場合、大体1PVあたり0.1〜0.2円の収益となっています。これはもちろん個人差やサイトのテーマ、読者層によって変動しますが、個人的にはそのくらいです。

問題なのは、時間の経過とともにこの単価が徐々に下がっているように感じることです。
Google Adsense承認からしばらくは広告単価高いんですけど、次第に下がっていくんですよね。
例えば、アクセス数が倍になっても、収益が単純に倍増するわけではなく、実際には収益の伸びが鈍化します。
これは広告の供給側(広告主)が、より多くの広告枠を必要としない場合や、同じ訪問者が繰り返し訪れることによって広告効果が低下してしまうためだと思っています。

大学の内容だと大体他のサイトを見ても、月に3万pvもいけばかなり上位の方だと思います。
大体の人(大体の人って曖昧ですが)は1万pvもいかないのではないでしょうか。
なのでまあ、多くても月の広告収入は1000円くらいだと思います。
後述しますが、長期休暇中はアクセス数が激減するので、それを考えると年間のサーバー代やドメイン代あわせて1万円くらいをペイしないです。

読者層が極めて限られている

一般的なブログで扱っているテーマって、やっぱり広く興味を引きやすいんですよね。趣味とかライフスタイル、健康、料理なんかは、特別な知識がなくても読めるし、日常生活に直結してるから誰でも気軽にアクセスできるんです。だから、そういうブログは幅広い層にリーチしやすくて、結果としてアクセス数もどんどん増える傾向があります。

でも、それに比べて数学系のブログの読者層って、かなり限られてるんです。基本的には理系の大学生や大学院生がメインなんですけど、その中でも特に純粋数学に興味がある人に限られます。応用数学とか物理に近いテーマだと、少しは読者が広がるかもしれませんけど、純粋数学に絞ると、もう本当に狭いんですよね。

しかも、数学に興味がある人たちですら、わざわざブログで情報を探すことって多分少ないんですよ。
真剣に大学レベルの数学を学びたい人って、まずは専門書や論文に手を伸ばすんです。
教科書や論文は情報が正確だし、詳しいですからね。

夏休みにアクセスが激減する

夏休みになると、ブログのアクセス数がガクッと落ちるんですよね。具体的には、普段の3分の1くらいまで減っちゃいます。最初は「うちのブログだけかな?」って思ったんですけど、調べてみたら他の数学系や学術系のブログも同じように、夏休みの間はアクセスが激減してることが分かりました。どうやら大学生がメインの読者層だと、この現象は避けられないみたいです。

特に大学生の夏休みって、めちゃくちゃ長いんですよ。大学によってちょっと差はあるけど、平均すると2ヶ月くらい休みます。しかも、大学ごとに夏休みの時期がずれてたりするから、アクセスが落ち込む期間が合計で3ヶ月近く続きます。この長い低迷期間、ブログ運営してる身としては本当にしんどいです。

しかも、これって夏休みに限らないんですよね。春休みも冬休みも、大学生って本当に長期休暇が多いんです。そのたびにアクセスが激減するっていうのは、ブログを運営する上で頭が痛い問題です。どれだけ頑張って記事を書いても、長期休暇に入ると一気にアクセスが減るので、やる気がごっそり持っていかれます。

つまり、大学生をメインターゲットにしてるブログは、年間を通じて長期休暇のたびにアクセス数がガクッと減るリスクが常につきまとってるってことですね。いやあ、本当に悲しい現実です。

アフィリエイトがささりにくい

アフィリエイトに関しても、大学数学系ブログでは収益化が難しいです。
まず、読者層の中心は大学生なんですが、正直、お金に余裕があるわけじゃないんですよね。
生活費や学費の負担が大きいので、あまり買い物をする余裕がないのが現状です。だから、アフィリエイトを仕掛けても、なかなか反応が薄いんです。

しかも、アフィリエイトで紹介できる商品も限られていて、数学系のブログだと基本的に専門書くらいしか紹介するものがありません。
他のジャンルのブログだと、ガジェットとかファッションアイテムとか、幅広い商品が紹介できるんですが、数学ブログではそういう機会はほとんどないですよね。
結局、アフィリエイトの商品は専門書に絞られてしまって、選択肢がすごく狭いんです。

さらに、専門書って難易度にばらつきがあるんですよね。
本の内容や分野によっては「これ、自分に合ってるかな?」っていう不安があって、気軽にポチっとできないんです。
特に大学生は、難しい専門書に高いお金を払うのはリスクが大きいので、どうしても慎重になっちゃいますよね。

だから、Amazonとかで「今すぐ買おう!」ってなることは少なくて、結局アフィリエイトの収益にはつながりにくいんです。

アフィリエイトについても、購入してもらうようにしっかり作り込むことはできるんですけど、正直かなり難しいんですよね。
昔、YouTubeでサプリの広告を作ってたことがあって、その時も「どうやったら買ってもらえるか?」ってめちゃくちゃ考えたんですけど、結局、かなり巧妙に作らないと効果が出ないんです。

もちろん、工夫次第でうまくいくこともあるんですけど、その分めっちゃしんどい。ターゲットに刺さるように脚本を考えたり、見せ方を工夫したり、細かい部分にまでこだわらないといけないんですよね。
それをブログでやるってなると、同じように綿密に計算して作らなきゃいけないし、正直、数学系ブログでそこまでやってもどれだけの人が反応してくれるのか…。やればやるほど、「これ本当に意味あるのかな?」っていう悲壮感が押し寄せてくると思います。

稼げないけど書き続けるメリット

それでも、大学数学系ブログを書くことにはメリットがあります。まず、自分のメモ代わりになるってのが大きいですね。書くことで、自分の頭の中が整理されて、理解が深まることもよくあります。数学って一度理解しても、しばらくすると「あれ、これどうだったっけ?」ってなることが多いので、ブログにまとめておくと、後で見返せて便利なんです。

あと、勉強してると「うわ、これどうやって解くんだ?」ってわからないことにぶつかることがしょっちゅうありますよね。本当は、自分で考え続けるのが一番いいんでしょうけど、現実的には時間もないし、忙しいし、調べざるを得ない時ってどうしても出てくると思うんですよ。そんな時に、他の人が書いてくれた解説や記事がすごく助けになった経験、みんなもあるんじゃないでしょうか?自分も何度もそういう記事に助けられてきました。

だから、自分もそういう感じで、他の人が少しでも役に立つ情報を探している時に、役に立てればいいなって思って、ブログを書いてるんです。完全にボランティア感覚ですね。お金稼ぎって感じではなくて、誰かが「このブログ見て助かった!」って思ってくれることがあれば、それで十分って感じです。

収益はあんまり期待できないけど、自分が学んだことをまとめつつ、それが誰かの役に立つって考えると、やっぱりブログを書くのは続ける価値があると思います。

とはいえ、chatGPTや生成AIに淘汰されるんじゃね感

最近では、ChatGPTや生成AIの進化もあって、「これ、そのうち淘汰されるんじゃね?」っていう不安も正直あります。
この記事を書いてる時点で、ChatGPT o1が出たタイミングなんですけど、もう触ってみると結構賢くなってるんですよね。
確かに、ChatGPT 3や4の頃は、数理的な部分でまだまだ破綻してるところが多くて、「これじゃ使えないな」って感じだったんですけど、o1くらいまでくると、割と使える感じが出てきてます。

で、この先、あと何段階かレベルアップしたら、ぶっちゃけ「もう全部ChatGPTに聞けばいいじゃん」ってなるんじゃないかっていう感覚がリアルにあります。
今はまだ自分で調べて書いた方が精度が高いかもしれないけど、AIがさらに賢くなれば、その精度もかなり近づいてくるだろうし、そうなったらわざわざブログなんて読まなくても、AIに直接質問して終わり、って時代が来るんじゃないかって。

なんだか筆者が可哀想に思えた人は、amazonリンクからレッドブルでも買って狂ったように勉強でもしてみてください。

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